グラフィック法学入門
著者
書誌事項
グラフィック法学入門
(グラフィック「法学」, 1)
新世社 , サイエンス社 (発売), 2012.8
- タイトル別名
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Graphic
法学入門 : グラフィック
- タイトル読み
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グラフィック ホウガク ニュウモン
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文献あり
内容説明・目次
内容説明
法学教師として長年教壇に立ってきた著者が、「法学入門」というコンセプトのもと、法の人間性・ドラマ性・技術性・歴史性・可塑性という5つの観点から、その魅力や特質を肉声で語った入門書。具体的なエピソードを織り交ぜてわかりやすく解説。左頁の本文解説部分に対し右頁に図版・コラムを配した左右見開き形式と2色刷により、読みやすさを配慮した。
目次
- 第1章 法の人間性—「青春の学問」としての法律学(法学の面白さはどこにあるのか;裁判のダイナミズムと法学の存在意義;法が動く現場;法学の醍醐味と法律家の誇り;「青春の学問」としての法律学)
- 第2章 法のドラマ性—刑法43条という舞台(刑法43条をめぐる5人の人物;法が出来るドラマ—刑法43条はどのようにして出来たか;法の上のドラマ—刑法43条という舞台;法という「劇場」)
- 第3章 法の技術性—隣人訴訟事件の教訓(民事訴訟の特徴—私的自治と処分権主義;ある不幸な事故—隣人訴訟事件において認定された事実;法の技術性とその限界—隣人訴訟事件の教訓)
- 第4章 法の歴史性—裁判と私たちの法意識(歴史の中の「法意識」;「大岡裁きの法意識」を育んだ歴史的背景;律令体制の復活から西洋法の継受へ;法廷見取図の変遷と裁判理念の変化)
- 第5章 法の可塑性—陪審制の挫折と裁判員制度の導入(陪審制導入論議—国民の司法参加をめぐる明治初期の議論;旧陪審制度の成立とその内容;陪審法の停止と陪審不振の原因;第2次世界大戦後の司法改革と国民の司法参加;「この国のかたち」を問う司法制度改革と裁判員制度の導入;歴史が私たちをつくり、私たちが歴史をつくる;希望を育てる)
「BOOKデータベース」 より