本当の経済の話をしよう
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書誌事項
本当の経済の話をしよう
(ちくま新書, 973)
筑摩書房, 2012.8
- タイトル読み
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ホントウ ノ ケイザイ ノ ハナシ オ シヨウ
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本当の経済の話をしよう
2012.8.
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本当の経済の話をしよう
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注記
参考文献: p314-318
内容説明・目次
内容説明
長引くデフレ不況で「失われた20年」から未だに脱することのできない日本。この異常事態にもかかわらず「本当の経済の話」がなされていない。本質をとらえない議論がまかり通っているのだ。そこで経済学のエッセンスを「インセンティブ」「トレード・オフ」「トレード」「マネー」の四つに整理。よりよく生きるために必要な経済学の思考ツールの使い方を懇切丁寧に伝授する。わかりやすさに定評のある気鋭の経済学者と、シャープに切り込む評論家が展開する。知的でスリリングな対話式講義。
目次
- 1 人はインセンティブに反応する(インセンティブは「飴と鞭」;歴史に見るインセンティブ;インセンティブ・ダークサイド;文壇と大相撲から考える「暗黙の共謀」)
- 2 トレード・オフ—あちらを立てればこちらが立たず(すべての道はトレード・オフに通じる;冷房を止めると死ぬ;財政危機で日本国家は破綻し年金は崩壊する!?;やっぱり経済成長が大事なワケ)
- 3 トレードが人々を結びつける(そろそろTPPについて本当の話をしよう;ほとんど何にでも市場はある;天才も凡人もお互いを必要としている;TPPは怖くない)
- 4 マネー—天下の回りものか諸悪の根源か(先立つものはおカネ;経済学で一番大事なことは金本位制が教えてくれた;ユーロ危機から金融政策は見えてくる;日銀のバレンタイン・プレゼントは義理チョコか?)
- 5 もう少し論じてみよう—四つのヒントを応用する(あなたは「幸福」の国ブータンに住みたいですか?;格差や貧困が問題だというけれど…;人間的な、あまりに人間的な;人文系は市場で生き残れるか?)
「BOOKデータベース」 より