犬のことば
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犬のことば
青土社, 2012.7
新版
- タイトル読み
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イヌ ノ コトバ
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内容説明・目次
内容説明
動物と人間の垣根をとりはらい、動物たちとの親身なつきあいを通して、彼らの意識の内側を探り、“動物は自意識をもっているか”“生物の性は何のためのものか”“ゴキブリはなぜ嫌われるのか”等さまざまな疑問や、おかしな新発見を報告する、動物学への招待。
目次
- 1 動物をめぐるノート(動物の自意識;エコロジーにまつわること;虹は何色か;理論と応用;エポフィルス;推論の体系;選択と適応;イチジクとイチジクコバチ;死の発見;光の動物学;生物の性は何のためのものか)
- 2 ぼくの動物誌(昼の蝶の存在について;ネコの時間;ハリネズミ;水槽のなかの子ネコ?;「賢いフクロウ」;ガガンボ;オタマジャクシはカエルの子;ウラギンシジミ・銀色の翅;ネコの家族関係;アメンボの物理学;雪虫;チンパンジーの認識力;蝶の論理;ホタルの光;コオロギの歌;ゴキブリはなぜ嫌われるのか;ミツバチと色;アリたち;鰻屋の娘とその子たち;なぜ幻の動物か)
- 3 犬のことば(…にとって;ライフか生命か;発展と展開の間;環境;人と「動物」;蝶はひらひら飛ぶ;“fanglais”;語学の才能;犬のことば;あいさつ;キチョウの季節;前島先生の授業)
- 4 近代科学をめぐって(ジャック・モノーの死;人間は動物プラス…;本能代理としての文化;科学という共同幻想;ファーブル随想;『ソロモンの指環』に寄せて;創造の源泉としてのデタラメ;ロマンの氾濫)
- 5 その後のノートから(高層ビルの林にすみつくチョウ;自然のバランスを教えるアメリカシロヒトリ;バーのショウジョウバエ;アオスジアゲハと軍拡競争;人間はなぜ争うのか—「攻撃性」再考;遺伝子のなわばり侵犯;女と男)
「BOOKデータベース」 より