ドイツ観念論 : カント・フィヒテ・シェリング・ヘーゲル

書誌事項

ドイツ観念論 : カント・フィヒテ・シェリング・ヘーゲル

村岡晋一著

(講談社選書メチエ, 531)

講談社, 2012.8

タイトル別名

ドイツ観念論 : カントフィヒテシェリングヘーゲル

タイトル読み

ドイツ カンネンロン : カント フィヒテ シェリング ヘーゲル

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注記

引用文献: p243-248

参考文献: p249-252

索引: p253-256

内容説明・目次

内容説明

近代的思考の基礎を作ったドイツ観念論の四人の代表的哲学者。彼らの思想の核心には、歴史の「これから」におのれの身一つで踏み出す勇気と決断があった。先達の思想を受け継ぎ、かつ乗り越えて行くダイナミックな思想の歩みを、これまでになく平易かつ明快に解説する。

目次

  • 序章 ドイツ観念論とは?
  • 第1章 カント『純粋理性批判』の「歴史哲学」(孤独な「私」から「われわれ」の共同体へ;存在とは規則性である;『世界市民という視点からみて普遍史の理念』;カントの「関係性の哲学」とラインホルとの「基礎哲学」)
  • 第2章 フィヒテの『知識学』—フランス革命の哲学(自由の体系は可能か;人間精神の実用的歴史)
  • 第3章 シェリング—自然史と共感の哲学者(自然史と同種性の原理;自己意識の前進的歴史;同一哲学とヘーゲルの批判;ドイツ観念論以後のシェリング—「悪の形而上学」と「世界時間論」)
  • 第4章 ヘーゲル『精神現象学』—真理は「ことば」と「他者」のうちに住む(『精神現象学』の成立と特徴;感覚的確信—語られたものだけが真理である;主人と奴隷の弁証法—他者との共存は可能か;ギリシアのポリス—“われわれ”としての精神;ヘーゲルとフランス革命;道徳—歴史を創造する主体;宗教—神はみずから死にたもう;絶対知—「いま」「ここで」“それでよい”と語ること)

「BOOKデータベース」 より

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