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先哲の学問

内藤湖南著

(ちくま学芸文庫, [ナ9-2])

筑摩書房, 2012.8

タイトル読み

センテツ ノ ガクモン

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注記

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

模倣に秀で、とかくオリジナリティに乏しいとされる日本の学問。しかし外との交流が限られていた江戸時代、実はとてつもなくユニークで独創的な学問業績を遺した、すごい学者たちがいた。今は語られることも少ないそれらの学者は、先進中国の水準を独力で凌駕するような仕事をどのように成し遂げたのだろうか。山崎闇斎、新井白石、富永仲基、中井履軒、山片蟠桃、山梨稲川ら十人の先哲の学問を、支那学の権威・内藤湖南が長い時間をかけて掘りおこし論じた講演集。文献批判の上に学問の客観性を発展させた彼らの方法論とは。文庫化にあたり現代仮名遣いに改めた。

目次

  • 山崎闇斎の学問とその発展
  • 白石の一遺聞について
  • 大阪の町人学者富永仲基
  • 慈雲尊者の学問について
  • 寛政時代の蔵書家市橋下総守
  • 履軒学の影響
  • 山片蟠桃について
  • 賀茂真淵翁と山梨稲川先生
  • 山梨稲川の学問
  • 附録 解脱上人の出られた家柄—信西入道の一家

「BOOKデータベース」 より

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