脳科学は宗教を解明できるか?
著者
書誌事項
脳科学は宗教を解明できるか?
春秋社, 2012.8
- タイトル別名
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Can neuroscience throw light on religion?
脳科学は宗教を解明できるか?
- タイトル読み
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ノウカガク ワ シュウキョウ オ カイメイ デキルカ?
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注記
その他の著者: 杉岡良彦, 藤田一照, 松野智章
文献表: p275-283
内容説明・目次
内容説明
神秘体験は側頭葉の「ゴッド・スポット」の異常興奮にすぎないのか。宗教や神の独自の領域は揺るがないのか。「宗教」概念の成立や、宗教と科学の対立の長い歴史、近年の心の哲学の展開をも視野に収めつつ、哲学者・宗教学者・禅僧・精神医学者など多様な分野の専門家がそれぞれの洞察を総合して、宗教の本質と現代的意義、そして人間の心の不思議をも問う。
目次
- 第1章 脳科学は宗教哲学に何をもたらしたか
- 第2章 脳科学や精神医学からみた宗教体験とその意味
- 第3章 「宗教体験の脳科学的解明」批判—虚妄分別を超えて
- インタールード 宗教体験と脳科学の関係史
- 第4章 概念枠としての物質と心—思考不可能な場所からのまなざし
- 第5章 脳科学と宗教哲学を架橋する試み—エクルズとポパーの『自我と脳』再考
「BOOKデータベース」 より