断片の力
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書誌事項
断片の力
(ちくま学芸文庫, [ヘ-3-10] . ベンヤミン・コレクション||ベンヤミン コレクション ; 6)
筑摩書房, 2012.9
- タイトル別名
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ベンヤミンコレクション
- タイトル読み
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ダンペン ノ チカラ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「叙述の輝きは思考細片の価値にかかっている」とベンヤミンは言う。“これが青年期の思考だ”と叫んでいる「形而上学」。第一次世界大戦の勃発直後に自殺した親友に捧げるソネット群。旅の途上の夢想に紡がれた小品群。夢や思い出、ふと心に浮かぶ想念から生まれ出た物語群。亡命の前年に運命の島イビサで綴られた、ベルリンでの幼年期から青年期までを回想する手記—。本書では、ベンヤミンの特異な“断片”概念が織り成す多様な言語表現を立体的に構成。謎に包まれた『パサージュ論』の生成過程を明かす、邦訳初公開の覚書集三篇が注目される。待望の新編・新訳アンソロジー第六弾。
目次
- アフォリズム集
- ケンタウロス
- “青春”の形而上学
- ソネット集
- “心象”風小品集
- 物語/お話集
- ベルリン年代記
- 『パサージュ論』初期覚書集
「BOOKデータベース」 より