政権交代 : 民主党政権とは何であったのか
著者
書誌事項
政権交代 : 民主党政権とは何であったのか
(中公新書, 2181)
中央公論新社, 2012.9
- タイトル別名
-
政権交代 : 民主党政権とは何であったのか
- タイトル読み
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セイケン コウタイ : ミンシュトウ セイケン トワ ナンデ アッタノカ
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注記
参考文献: p203
政権交代関連年表: p214-222
内容説明・目次
内容説明
2009年夏、日本で初の民意に基づく政権交代が起こった。だがその後の民主党政権は、小沢をめぐるカネの問題に苛まれ、鳩山、菅、野田と首相が代わるたびに政策が大きく変容、離党者が相次ぎ、「決められない政治」が続いた。当初、八割近くの人びとが支持した政権交代とは何であったのか。本書は、民主党政権の軌跡を辿るとともに、政権交代を経ても、なぜ民意を反映しない政治が続くのか、その問題を明らかにする。
目次
- 序章 政権交代神話と二大政党制神話
- 第1章 民主党政権の誕生(政権交代の予兆—小泉退陣から麻生内閣へ;政権交代の内実—自民党への不信)
- 第2章 混迷—鳩山の迷走から菅政権へ(鳩山内閣と普天間基地移設問題;菅内閣発足と参院選—「政治主導」の修正;脱小沢路線の内憂外患—中国漁船問題とTPP)
- 第3章 凋落、挙党体制の試み—大震災の衝撃から野田政権へ(東日本大震災と原発事故への対応;菅政権の延命策動;野田内閣下のマニフェスト修正;民主党政権の終焉—自公との協調と小沢離党)
- 終章 民主主義再生は可能か(代議制民主主義の機能不全;より良い政治のためには)
「BOOKデータベース」 より