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文学を「凝視する」

阿部公彦著

岩波書店, 2012.9

Other Title

文学を凝視する

Title Transcription

ブンガク オ ギョウシ スル

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Note

文献: 巻末p1-5

Description and Table of Contents

Description

“読む”とは、“見る”こと?目の機能から切り込む斬新な文学論。

Table of Contents

  • 繰り返す—茨木のり子「わたしが一番きれいだったとき」
  • 目を凝らす—ハンス・ホルバイン『大使たち』とハワード・ホジキンのストローク
  • スローモーションにする—『炎のランナー』と古井由吉
  • 注意散漫となる—太宰治「トカトントン」と「富嶽百景」
  • 「一」になる—村上春樹と「英語青年」と選挙
  • 声を見る—I.A.リチャーズとエンプソンと批評の時代
  • 沈黙を聞く—ワーズワスと萩原朔太郎
  • 批評する—小林秀雄と柄谷行人
  • 絵を動かす—マーク・ロスコの文法
  • 勢いをころす—太宰治「如是我聞」と志賀直哉のリズム
  • 見ようとせずに見る—志賀とバルトとモランディの秘術
  • 錯覚する—夏目漱石『文鳥』『夢十夜』とフラクタル
  • 甘える—通俗小説と純文学と大江健三郎『水死』
  • 誘導する—松本清張『点と線』とカーヴァー「大聖堂」とあみだくじ
  • 文学が分からない—デューラー『メランコリア』と西脇順三郎

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Details

  • NCID
    BB10215809
  • ISBN
    • 9784000246743
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    vi, 290, 6p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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