3・11から考える「この国のかたち」 : 東北学を再建する
著者
書誌事項
3・11から考える「この国のかたち」 : 東北学を再建する
(新潮選書)
新潮社, 2012.9
- タイトル別名
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311から考えるこの国のかたち : 東北学を再建する
- タイトル読み
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3 11 カラ カンガエル コノ クニ ノ カタチ : トウホクガク オ サイケン スル
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内容説明・目次
内容説明
今まで何を聞き書きしてきたのか—。厳しい自己認識から再出発した著者は、土地の記憶を掘り返し、近代の残像を探りつつ、剥き出しの海辺に「将来の日本」を見出していく。津波から逃れた縄文貝塚、名勝松島の変貌、大久保利通が描いた夢、塩田から原発、そして再び潟に戻ったムラの風景…。災厄から学ぶべき思想とは何か。問いと発見に満ちた一冊。
目次
- 新章東北学(歩きながら考えた一年間の記録(二〇一一年六月〜二〇一二年三月))
- 東北学第2章への道(東北に刻まれた近代の「夢」—野蒜〜松島湾;海辺の幽霊譚—『遠野物語』を手に、宮古から山田、大槌、田ノ浜へ;縄文の痕跡、命の循環—南三陸町の鹿踊りと海辺の心性;泥の海へ、あらたな入会地の思想へ—南相馬市小高)
「BOOKデータベース」 より