日本人の「戦争」 : 古典と死生の間で

書誌事項

日本人の「戦争」 : 古典と死生の間で

河原宏 [著]

(講談社学術文庫, [2134])

講談社, 2012.10

タイトル別名

日本人の戦争 : 古典と死生の間で

タイトル読み

ニホンジン ノ センソウ : コテン ト シセイ ノ ハザマ デ

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注記

原本は、築地書館(1995年刊)。底本はユビキタ・スタジオ(2008年刊)の新版

内容説明・目次

内容説明

正成、信長、二・二六、そして「あの戦争」。日本人にとって戦争とはなんだったのか。なぜ「あの戦争」はあれほど悲愴な戦いになったのか。なんのために死んだのか。なにより、なんのためなら死ねると言えたのか。「戦中派」思想史家は、同年輩の死者たちの中断された問いかけに答えるため、死者と対話し、古典と対話する。痛恨の論考。鎮魂の賦。

目次

  • 1 日本人の「戦争」—古典と死生の間で(実感と「抽象」;「僕は妣の国に往かむと欲ひて…」 ほか)
  • 2 「開戦」と「敗戦」選択の社会構造—“革命より戦争がまし”と“革命より敗戦がまし”(“戦争か平和か”の選択でなく;「国体」を支える社会構造 ほか)
  • 3 天皇・戦争指導層および民衆の戦争責任(半世紀後の戦争責任論;天皇の戦争責任 ほか)
  • 4 日本の「戦争」と帝国主義—空腹の帝国主義と飽食の帝国主義(帝国主義の昔と今;金銭と暴力—シャイロックから帝国主義へ ほか)
  • 終章 特攻・玉砕への鎮魂賦(「汝心あらば伝へてよ玉のごとわれ砕けにきと」;『戦友』と『同期の桜』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB10378213
  • ISBN
    • 9784062921343
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    269p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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