ナショナリズムとジェンダー

書誌事項

ナショナリズムとジェンダー

上野千鶴子著

(岩波現代文庫, 学術 ; 271)

岩波書店, 2012.10

新版

タイトル別名

ナショナリズムとジェンダー新版

タイトル読み

ナショナリズム ト ジェンダー

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注記

青土社刊 (1998年) を大幅増補したもの

参考文献: p327-345

関連年表: 巻末p1-6

内容説明・目次

内容説明

「従軍慰安婦」の存在は周知のものだったにもかかわらず、一九九〇年代の当事者による告発まで、なぜ彼女らの存在は「見えて」いなかったのか。「慰安婦」問題がつきつけるすぐれて現代的な課題を、フェミニストとして真正面から論じ話題となった著書に、戦争・国家・女性・歴史にかかわるその後の論考を加えた新編集版。

目次

  • 1 『ナショナリズムとジェンダー』(国民国家とジェンダー;「従軍慰安婦」問題をめぐって;「記憶」の政治学)
  • 2 戦争の憶え方/忘れ方(国を捨てる;今もつづく「軍隊と性犯罪」;沖縄女性史の可能性;戦争の憶え方/忘れ方)
  • 3 その後の「従軍慰安婦」問題(記憶の語り直し方;「民族」か「ジェンダー」か?—強いられた対立;アジア女性基金の歴史的総括のために)

「BOOKデータベース」 より

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