金属が語る日本史 : 銭貨・日本刀・鉄炮

書誌事項

金属が語る日本史 : 銭貨・日本刀・鉄炮

齋藤努著

(歴史文化ライブラリー, 355)

吉川弘文館, 2012.11

タイトル別名

金属が語る日本史 : 銭貨日本刀鉄砲

タイトル読み

キンゾク ガ カタル ニホンシ : センカ ニホントウ テッポウ

注記

参考文献: p199-205

内容説明・目次

内容説明

古代よりお金・鉄炮・刀剣などの「ものづくり」をしてきた日本人。和同開珎の銅含有量や偽金との関係、鉄炮や刀剣の失われた製法など、金属の成分分析から様々な史実を解明。日本の歴史を、金属という新たな視点から見直す。

目次

  • 金属から歴史をみること—プロローグ
  • 古代銭貨「皇朝十二銭」をさぐる(銭貨と素材;鉛同位体比による産地推定;電子線スキャニングによる成分分析;日本産原料の始まり;古和同の原料を考える)
  • 日本刀はどのように作られるか(日本刀について;刀匠・法華家に学ぶ;鋼を作る—卸し鉄とはなにか;鋼を鍛える—折り返し鍛錬;刀に命をふきこむ—焼き入れ)
  • 鉄炮の製法をめぐって(鉄炮について—失われた技術を探る;鉄の基本的知識;大鍛冶の復元をめざして;問題の解決)
  • ものづくりの復権をめざして—エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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