日本の名著 : 近代の思想
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日本の名著 : 近代の思想
(中公新書, 1)
中央公論新社, 2012.10
改版
- タイトル読み
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ニホン ノ メイチョ : キンダイ ノ シソウ
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注記
略年表: p306-315
内容説明・目次
内容説明
人間は虚無から創造することはできない。未来への情熱がいかに烈しくても、現在に生きている過去をふまえずに、未来へ出発することはできない。私たちは、明治維新から一九四五年までの日本人の思想的苦闘の跡をどれだけ知っているであろうか。日本の未来を真剣に構築しようとするとき、私たちは近代の思想遺産—少なくともこれらの五〇の名著は活用せねばならぬはずである。私たちは近代国民としての自信をもって、過去に不可避的であった錯誤の償いにあたるべき時期にきている。
目次
- 福沢諭吉『学問のすゝめ』
- 田口卯吉『日本開化小史』
- 中江兆民『三酔人経綸問答』
- 北村透谷『徳川氏時代の平民的理想』
- 山路愛山『明治文学史』
- 内村鑑三『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』
- 志賀重昂『日本風景論』
- 陸奥宗光『蹇蹇録』
- 竹越与三郎『二千五百年史』
- 幸徳秋水『廿世紀之怪物帝国主義』〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より