上京する文學 : 漱石から春樹まで
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上京する文學 : 漱石から春樹まで
新日本出版社, 2012.10
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ジョウキョウ スル ブンガク : ソウセキ カラ ハルキ マデ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
910.26||O48110047231
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Note
「しんぶん赤旗」連載の「上京する文學」(2010年8月-11年12月・17回)を大幅に加筆し、新たに「村上春樹」を加えたもの
Description and Table of Contents
Description
昂ぶり、期待、不安…熱き上京者の「心の姿」は、いかに描かれたのか—。
Table of Contents
- 斎藤茂吉—上野駅のまばゆい明るさに驚いた
- 山本有三—ぶら下がった鉄橋の彼方は東京
- 石川啄木—甘ったれの借金王、十二階に登る
- 夏目漱石—汽車は上京の予行演習だった
- 山本周五郎—江戸っ子よりも江戸っ子らしく
- 菊池寛—田舎者が描いたモダン都市東京
- 室生犀星—東京に「ふるさと」を発見した詩人
- 江戸川乱歩—暗く怖い東京は乱歩のせい
- 宮澤賢治—愛用のトランクも一緒に上京
- 川端康成—浅草で見つけた「大阪」
- 林芙美子—芙美子はいつも長い坂を駆け上がる
- 太宰治—三鷹陸橋の上からあの日見た津軽
- 向田邦子—古く懐かしき東京山の手を描く
- 五木寛之—初めての下宿は神社の床下だった
- 井上ひさし—軟式ボール欲しさに上京した少年たち
- 松本清張—遅れて良かった清張の上京
- 寺山修司—東京こそが寺山の「家」だった
- 村上春樹—見晴らしの良い高台から見た東京
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