上京する文學 : 漱石から春樹まで

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上京する文學 : 漱石から春樹まで

岡崎武志著

新日本出版社, 2012.10

Title Transcription

ジョウキョウ スル ブンガク : ソウセキ カラ ハルキ マデ

Available at  / 72 libraries

Note

「しんぶん赤旗」連載の「上京する文學」(2010年8月-11年12月・17回)を大幅に加筆し、新たに「村上春樹」を加えたもの

Description and Table of Contents

Description

昂ぶり、期待、不安…熱き上京者の「心の姿」は、いかに描かれたのか—。

Table of Contents

  • 斎藤茂吉—上野駅のまばゆい明るさに驚いた
  • 山本有三—ぶら下がった鉄橋の彼方は東京
  • 石川啄木—甘ったれの借金王、十二階に登る
  • 夏目漱石—汽車は上京の予行演習だった
  • 山本周五郎—江戸っ子よりも江戸っ子らしく
  • 菊池寛—田舎者が描いたモダン都市東京
  • 室生犀星—東京に「ふるさと」を発見した詩人
  • 江戸川乱歩—暗く怖い東京は乱歩のせい
  • 宮澤賢治—愛用のトランクも一緒に上京
  • 川端康成—浅草で見つけた「大阪」
  • 林芙美子—芙美子はいつも長い坂を駆け上がる
  • 太宰治—三鷹陸橋の上からあの日見た津軽
  • 向田邦子—古く懐かしき東京山の手を描く
  • 五木寛之—初めての下宿は神社の床下だった
  • 井上ひさし—軟式ボール欲しさに上京した少年たち
  • 松本清張—遅れて良かった清張の上京
  • 寺山修司—東京こそが寺山の「家」だった
  • 村上春樹—見晴らしの良い高台から見た東京

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