記憶のエチカ : 戦争・哲学・アウシュヴィッツ

Bibliographic Information

記憶のエチカ : 戦争・哲学・アウシュヴィッツ

高橋哲哉著

(岩波人文書セレクション)

岩波書店, 2012.10

Other Title

戦争哲学アウシュヴィッツ

戦争・哲学・アウシュビッツ

Title Transcription

キオク ノ エチカ : センソウ・テツガク・アウシュヴィッツ

Available at  / 57 libraries

Note

1995年8月刊の再刊

Description and Table of Contents

Description

「記憶」は「和解」や「赦し」を可能にするのか。戦争の記憶を哲学はどのように語ることができるのか。出来事から出発し、出来事をめぐって哲学するとはいかなることか。アーレント、レヴィナス、京都学派など国内外の思想を批判的に読み直しつつ、安易な「物語」への回収を許さない体験・証言と向き合い、戦争の記憶とその語られざる「声」に耳を傾ける思考のあり方を問う。歴史修正主義や戦後責任、歴史認識を考えるときの必読書。

Table of Contents

  • 第1章 記憶されえぬもの語りえぬもの—アーレントから『ショアー』へ
  • 補論 アーレントは“忘却の穴”を記憶したか
  • 第2章 “闇の奥”の記憶—アーレントと「人種」の幻影
  • 第3章 精神の傷は癒えない
  • 第4章 満身創痍の証人—“彼女たち”からレヴィナスへ
  • 第5章 “運命”のトポロジー—“世界史の哲学”とその陥穽

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Details

  • NCID
    BB10653034
  • ISBN
    • 9784000285568
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    x, 287p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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