記憶のエチカ : 戦争・哲学・アウシュヴィッツ
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記憶のエチカ : 戦争・哲学・アウシュヴィッツ
(岩波人文書セレクション)
岩波書店, 2012.10
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戦争哲学アウシュヴィッツ
戦争・哲学・アウシュビッツ
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キオク ノ エチカ : センソウ・テツガク・アウシュヴィッツ
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Note
1995年8月刊の再刊
Description and Table of Contents
Description
「記憶」は「和解」や「赦し」を可能にするのか。戦争の記憶を哲学はどのように語ることができるのか。出来事から出発し、出来事をめぐって哲学するとはいかなることか。アーレント、レヴィナス、京都学派など国内外の思想を批判的に読み直しつつ、安易な「物語」への回収を許さない体験・証言と向き合い、戦争の記憶とその語られざる「声」に耳を傾ける思考のあり方を問う。歴史修正主義や戦後責任、歴史認識を考えるときの必読書。
Table of Contents
- 第1章 記憶されえぬもの語りえぬもの—アーレントから『ショアー』へ
- 補論 アーレントは“忘却の穴”を記憶したか
- 第2章 “闇の奥”の記憶—アーレントと「人種」の幻影
- 第3章 精神の傷は癒えない
- 第4章 満身創痍の証人—“彼女たち”からレヴィナスへ
- 第5章 “運命”のトポロジー—“世界史の哲学”とその陥穽
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