日本の転機 : 米中の狭間でどう生き残るか

書誌事項

日本の転機 : 米中の狭間でどう生き残るか

ロナルド・ドーア著

(ちくま新書, 984)

筑摩書房, 2012.11

タイトル別名

日本の転機 : 米中の狭間でどう生き残るか

タイトル読み

ニホン ノ テンキ : ベイチュウ ノ ハザマ デ ドウ イキノコルカ

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注記

注: 巻末pi-vii

内容説明・目次

内容説明

30〜40年後、米中冷戦の進展によって、世界は大きく変わる。視野を広げて考えるならば、両大国の狭間にある日本にとって、やがて訪れる勢力均衡の大変化は死活の問題である。本書では、太平洋体制と並行して進展する中東の動き—とくにイラン、イスラエル、米国の三角関係—を分析し、巨視的に世界情勢を読み解く。その補助線として「核」を俎上にのせ、人類は核兵器のコントロールがいかに可能なのかを問う。祖父として孫の時代を心配する学者が、徹底したリアリズムをふるって日本の経路を描く。

目次

  • 第1部 米中関係の展開と日本(失われた二〇年前の楽観主義;米中冷戦の明白化;「積極外交」による米国の同盟固め;米中冷戦の決着—ひとつのシナリオ;歴史が示唆するもうひとつのシナリオ—明治以来の日本の勃興;安心材料?自己欺瞞?)
  • 第2部 まぼろしの核兵器(核不拡散という至上命令;イランの核;米国・イスラエル・イランの三角関係;朝に紅顔、夜に白骨—NPTの履歴書)
  • 第3部 では、どうしよう?(MADの普遍化;ある晴れた日;想像と現実)

「BOOKデータベース」 より

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