マオノミクス : なぜ中国経済が自由主義を凌駕できるのか
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マオノミクス : なぜ中国経済が自由主義を凌駕できるのか
原書房, 2012.10
- タイトル別名
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Maonomics : why Chinese communists make better capitalists than we do
マオノミクス : なぜ中国経済が自由主義を凌駕できるのか
- タイトル読み
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マオノミクス : ナゼ チュウゴク ケイザイ ガ ジユウ シュギ オ リョウガ デキル ノカ
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注記
参考文献: 巻末p367-381
内容説明・目次
内容説明
冷戦が終わり、四半世紀近くが過ぎたいま、西側の民主諸国はきわめて深刻な経済危機に直面し、一方、共産主義陣営の旗頭だった中国は被害を最小限に食い止め、いまや世界経済を牽引する存在になった。自由主義陣営が不況にあえぎ、中国経済が隆盛を誇る。その理由を本気で考えた者は実はほとんどいない…。批判や軽蔑だけでは何も見えてこない。明らかな人災である西側の恐慌の本質と、リアリズムに徹した中国経済の凄さを直視してはじめて、世界経済の“リアル”が見えてくる。
目次
- 不況進行中
- 第1部 グローバリゼーションと共産主義(搾取工場;底辺への競争;中国の新しい料理—マルクス主義のネオリベラル・ソース添え;万里の長城を越えろ;近代化というネオリベラルな夢—アイスランドと中国)
- 第2部 グローバリゼーションと資本主義(「フラットな世界」という愚かな夢;略奪する金融ネオリベラル主義;団結こそ力なり;ムハンマドから孔子へ;再生可能エネルギーという新たな長城)
- 第3部 グローバリゼーションと民主主義(中国の目でワシントンと北京を見る;現代のアッティラ—オサマ・ビンラディン;国民国家の破壊者たち;サプライサイド経済学;フルモンティ;メディアクラシー;千人のエビータ)
- 第4部 未来のイメージ(中国とアフリカの結婚;最後のフロンティア、アフリカ;グローバリゼーションと犯罪;民主主義メイド・イン・チャイナ)
- 愚行を繰り返すな
「BOOKデータベース」 より