無限 : その哲学と数学
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書誌事項
無限 : その哲学と数学
(講談社学術文庫, [2141])
講談社, 2012.11
- タイトル別名
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The infinite
- タイトル読み
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ムゲン : ソノ テツガク ト スウガク
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注記
参考文献: p565-583
原本は1996年東京電機大学出版局より刊行された
内容説明・目次
内容説明
アリストテレスは、無限は可能的には存在するが、現実的には存在しないと述べた。数学的な無限は認めても形而上学的な無限は認めなかったのだ。カント、ヘーゲルらの哲学的思考、カントールの集合論の衝撃、ゲーデルの定理などを経てヴィトゲンシュタインへ。古代から現代までを通覧し、「無限」と「死」と格闘した人類の思索を跡づける魅惑の名作。
目次
- 無限のパラドクス
- 第1部 歴史(古代ギリシアの思想;アリストテレス;中世とルネサンス;微積分学;合理論者と経験論者;カント;カント以後の無限の形而上学;無限の数学 カントールの衝撃;カントールの衝撃に対する反応)
- 第2部 無限を査定する(超限数学;レーヴェンハイム‐スコーレムの定理;ゲーデルの定理;語ることと示されること;無限を査定する、歴史を見直す;人間の有限性)
「BOOKデータベース」 より