国際秩序 : 18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ
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書誌事項
国際秩序 : 18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ
(中公新書, 2190)
中央公論新社, 2012.11
- タイトル読み
-
コクサイ チツジョ : 18セイキ ヨーロッパ カラ 21セイキ アジア エ
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注記
主要参考文献: p347-349
関連年表: p350-354
内容説明・目次
内容説明
「均衡」「協調」「共同体」—近代ヨーロッパが生んだ国際秩序の基本原理である。本書はこの三つの体系を手がかりに、スペイン王位継承戦争から、ウィーン体制、ビスマルク体制、二度の世界大戦、東西冷戦、そして現代に至る三〇〇年の国際政治の変遷を読み解く。平和で安定した時代はいかに築かれ、悲惨な戦争はなぜ起こってしまったのか。複雑な世界情勢の核心をつかみ、日本外交の進むべき道を考えるための必読書。
目次
- 序章 国際秩序を考える
- 第1章 均衡・協調・共同体—三つの秩序原理(均衡の体系;協調の体系;共同体の体系)
- 第2章 近代ヨーロッパの国際秩序(勢力均衡の成立—一八世紀の国際秩序;均衡による協調—ウィーン体制;協調なき均衡—ビスマルク体制)
- 第3章 世界戦争の時代(国際秩序のグローバル化;秩序の挫折—二度の世界大戦;リベラルな秩序の成立—大西洋の時代)
- 第4章 未来への展望—グローバル化時代の国際秩序(恐怖から希望へ—冷戦期の国際秩序;「新世界秩序」の夢と挫折;「太平洋の世紀」へ)
「BOOKデータベース」 より