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日本史のなかのキリスト教

長島総一郎著

(PHP新書, 834)

PHP研究所, 2012.11

タイトル読み

ニホンシ ノ ナカ ノ キリストキョウ

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注記

参考文献: p231-233

内容説明・目次

内容説明

日本に初めてキリスト教の種をまいた聖フランシスコ・ザビエルやその影響から洗礼を受けたキリシタン大名、日本26殉教者の強い信仰心は驚嘆に値する。命を危険にさらしながら来日、キリシタン禁制、厳格な鎖国のなか懸命に布教を行なう人たちが後を絶たなかった。「有限の苦しみと永遠の幸せ」を信じて、健気に天の神への忠誠を誓う。病人や障がい者に対する厳しい差別があるなかで、信者たちは積極的に弱者に寄り添い、生涯を捧げていった。本書は、日本の歴史を辿りながら、有名な人物から市井の人々にまで広く焦点を当てていく。キリスト教について広く学べる解説書。

目次

  • 第1章 日本史に輝くカトリックの聖者—黎明期(日本に初めてキリスト教の種を蒔いた聖フランシスコ・ザビエル;天の神への忠誠を選んだキリシタン大名たち ほか)
  • 第2章 日本史に輝くカトリックの聖者—発展期(幕末、明治の黎明期に登場したプチジャン司教とド・ロ神父;浦上四番崩れでも屈しなかった高木仙右衛門、そして岩永マキ ほか)
  • 第3章 日本に影響を与えたカトリックの聖者(清貧の中で愛を実践したアッシジの聖フランシスコ;ハンセン病者とともに生きたダミアン神父 ほか)
  • 第4章 日本における殉教の精神(キリスト教は狂信的信者の集まりか;殉教について考える歴史小説 ほか)
  • 第5章 キリスト教について知っておきたいこと(キリスト教の神;キリストの神性(Divinity) ほか)

「BOOKデータベース」 より

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