書誌事項

「甘え」とアタッチメント : 理論と臨床

小林隆児, 遠藤利彦編

遠見書房, 2012.11

タイトル別名

"Amae" and attachment : two theories and clinical practice

甘えとアタッチメント : 理論と臨床

タイトル読み

「アマエ」 ト アタッチメント : リロン ト リンショウ

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注記

引用文献あり

内容説明・目次

内容説明

土居健郎の「甘え」理論とボウルビィのアタッチメント理論の歴史と現況を丁寧にたどり、実践者としても名高い執筆者らの手によって融合を試みたものである。成人の深刻な精神病理を示す患者の治療において、乳児期の体験の重要性が明らかになってきた中、臨床の世界において、乳児期のアタッチメント体験の質的検討に注目が集まっている。行動面に着目し、実証的な科学として発展してきたアタッチメント理論と、その子どものアタッチメント行動の背後にある、「甘え」理論。この両概念の理論的な架橋を試みた意欲的な本書は、多くの臨床家にヒントを与えるものであろう。

目次

  • 1 総説
  • 2 「甘え」理論の歴史と現況
  • 3 「甘え」理論と臨床実践
  • 4 アタッチメント理論の歴史と現況
  • 5 アタッチメント理論と臨床実践
  • 6 終章

「BOOKデータベース」 より

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