連想の文体 : 王朝文学史序説
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連想の文体 : 王朝文学史序説
岩波書店, 2012.11
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レンソウ ノ ブンタイ : オウチョウ ブンガクシ ジョセツ
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連想の文体 王朝文学史序説
2012.11.
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連想の文体 王朝文学史序説
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内容説明・目次
内容説明
王朝人にとって自らの思考や感情を仮名の文章で書き表すことは、いかなる営為であったのか。時代の表現様式に抗いつつ、人びとは自己表出としての言語表現のあり方を模索していた。歌言葉の連想に依拠しながらも、独自の批評を加えることによって新しい散文表現を獲得した『枕草子』をはじめ、連想の文体という観点から王朝文学史を捉え直す。
目次
- 第1篇 文学史における文体(文学史における文体;歌言葉の文体;“ものづくし”の文芸;女流文学の担い手;女流文学の和歌と散文)
- 第2篇 『枕草子』の方法と文体(作品の形態;清少納言のこと;類聚章段;日記回想章段;場と場面;『枕草子』の精神と文体)
- 第3篇 日記文学への断章(『土佐日記』—詩と批評;『蜻蛉日記』—自己認識の文体;『紫式部日記』—複眼的な文体;『和泉式部日記』—共感の歌;『更級日記』—回想の時間)
「BOOKデータベース」 より