ドイツ観念論とは何か : カント、フィヒテ、ヘルダーリンを中心として
著者
書誌事項
ドイツ観念論とは何か : カント、フィヒテ、ヘルダーリンを中心として
(ちくま学芸文庫, [ク23-1])
筑摩書房, 2012.12
- タイトル別名
-
ドイツ観念論への招待
ドイツ観念論とは何か : カントフィヒテヘルダーリンを中心として
- タイトル読み
-
ドイツ カンネンロン トワ ナニ カ : カント、フィヒテ、ヘルダーリン オ チュウシン トシテ
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注記
『ドイツ観念論への招待』 (放送大学教育振興会 2003年刊) の改題
参考文献: p366-374
内容説明・目次
内容説明
カントに始まるドイツ観念論は、哲学を学ぶには避けて通ることのできない一大潮流である。その思想はいかにして生まれたのか、そして今いかなるアクチュアリティをもつのか?本書は通常「ドイツ観念論の立役者たち」と見なされるフィヒテ、シェリング、ヘーゲルのみならず、ヤコービ、ラインホルト、そしてヘルダーリンらにも光を当て、さまざまな思想家・詩人たちの交流の中からドイツ観念論が生まれ育ってきた過程を辿る。
目次
- ドイツ観念論とその評価
- カントの存在論
- カントの存在論の検証
- カントの自由論
- カントの美の哲学
- ヤコービのカント批判とスピノザ論
- ラインホルトの根元哲学とシュルツェのラインホルト批判
- フィヒテの知識学の成立
- 『全知識学の基礎』
- シェリングにおける主観的観念論から客観的観念論への転換
- ヘルダー、シラー、ヘルダーリンの歴史と美の哲学
- ヘルダーリンとヘーゲルの合一哲学
- ヘーゲルの哲学大系の形成
「BOOKデータベース」 より