倭寇と勘合貿易
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書誌事項
倭寇と勘合貿易
(ちくま学芸文庫, [タ40-1])
筑摩書房, 2012.12
増補
- タイトル別名
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増補倭寇と勘合貿易
- タイトル読み
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ワコウ ト カンゴウ ボウエキ
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注記
参考文献: p233-246
内容説明・目次
内容説明
14世紀から16世紀にかけて、東アジア各国は激動の時代を迎える。中国では明が成立し、朝鮮半島では李氏朝鮮が誕生、琉球では尚巴志が三山を統一し、日本では南北朝が合一する。さらに諸国間の関係においても、朝鮮軍の対馬襲撃、朝鮮での倭人動乱、ヨーロッパ勢力の進出、秀吉の朝鮮侵略など、数多くの大事件が勃発した。こうした中、真の意味で覇権を手にしえたのは「双嶼」などの貿易基地を押さえ、海を制した者だった。国家間の公貿易である「勘合貿易」や自由商民「倭寇」の活動を通して、海の道でつながる東アジア世界の全体像をはじめて明らかにした、対外関係史の歴史的名著。
目次
- 第1章 前期倭寇の発生とその活動
- 第2章 勘合貿易体制の成立
- 第3章 遣明船貿易の展開
- 第4章 日鮮貿易の推移
- 第5章 南海貿易の盛衰
- 第6章 勘合貿易体制の崩壊
- 第7章 後期倭寇の消長
「BOOKデータベース」 より