室町物語研究 : 絵巻・絵本への文学的アプローチ
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室町物語研究 : 絵巻・絵本への文学的アプローチ
三弥井書店, 2012.11
- タイトル別名
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室町物語研究 : 絵巻絵本への文学的アプローチ
- タイトル読み
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ムロマチ モノガタリ ケンキュウ : エマキ・エホン エノ ブンガクテキ アプローチ
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注記
本書は今まで発表してきた御伽草子に関する論文、資料をまとめ、それに新しく「善教房絵詞」の論、「鼠の草子」の翻刻などを加えて一書としたもの
奥付の著者名に"沢村耐三"とあり(村は誤植、正しくは井)
内容説明・目次
内容説明
室町時代のお伽草子に光をあて、時代を生きる庶民の経済観念、権威への抵抗意識、宗教観、異類に代弁される生活の様子、女性の生き方など作品が描き出す、中世の人々の心と姿を明らかにする。
目次
- 御伽草子にみる「富」について
- 『善教房絵詞』—届かない念仏の架け橋
- 『福富草紙』—嘲笑と諷刺
- 『おようの尼』絵巻—梵字の謎
- 『毘沙門の本地』の天界遍歴譚—星の伝説と信仰
- 『宝蔵絵詞』—熊野・切目王子伝承
- 『精進魚類物語』擬人名考—笑いの合戦記
- 『精進魚類物語』擬人名考—笑いの合戦記・追考
- 『鼠の草子(鼠の権頭)』—怪婚譚と女性
- 『鼠の草子(鼠の権頭)』—中世の嫁入り行列〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より