戦後米国の沖縄文化戦略 : 琉球大学とミシガン・ミッション
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戦後米国の沖縄文化戦略 : 琉球大学とミシガン・ミッション
岩波書店, 2012.12
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戦後米国の沖縄文化戦略 : 琉球大学とミシガンミッション
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センゴ ベイコク ノ オキナワ ブンカ センリャク : リュウキュウ ダイガク ト ミシガン ミッション
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377.28||OG2012009407,0020120094075,0020124028547,0020120094075,0020130035374,0020130109039
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参考文献: 文末p1-8
Description and Table of Contents
Description
戦後アジアで冷戦を戦った米国は、1950年、近代沖縄初の高等教育機関となる琉球大学を創設し、同大学は本土復帰の72年に国立大学に移管された。米軍の委嘱により琉球大学に深く関与したミシガン州立大学の「ミシガン・ミッション」関連史料をはじめとする、沖縄を含む日米双方の公刊・未刊の膨大な資料・文献を駆使して、実証的に分析する。日本敗戦の1945年から72年まで27年間続いた米国軍政のなかに琉球大学の沿革を置いてみると、琉大は確かに沖縄の文化発展や人材育成に多大な貢献をなした。そのいっぽうで二度にわたる「琉大事件」や基地闘争・本土復帰運動・ベトナム反戦運動など反米抵抗運動の拠点にもなり、本土への「同化」を拒否する新世代知識人を生みだした。米国軍政の意図せざる結果としてもたらされた「沖縄アイデンティティーの変容」を考える。
Table of Contents
- はじめに 米国の対沖縄文化戦略としての琉球大学
- 第1章 琉球大学前史—米国文化人類学と米国軍政
- 第2章 琉球大学の設立
- 第3章 反米闘争の拠点としての琉球大学
- 第4章 「日米新時代」の琉球大学—米国の政策転換
- 第5章 復帰後の国立琉球大学
- おわりに 意図せざる結果
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