法廷における方言 : 「臨床ことば学」の立場から

書誌事項

法廷における方言 : 「臨床ことば学」の立場から

札埜和男著

(研究叢書, 427)

和泉書院, 2012.12

タイトル別名

法廷における方言 : 臨床ことば学の立場から

タイトル読み

ホウテイ ニオケル ホウゲン : リンショウ コトバガク ノ タチバ カラ

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注記

参考文献一覧: p209-221

参考資料一覧: p222

博士論文 (大阪大学, 2008年) を推敲してまとめたもの

内容説明・目次

内容説明

「裁判の場で方言はふさわしくない」という裁判官の発言を受けて、裁判傍聴に通いつめ明らかにした、本邦初の「法廷における方言」に関する研究書。機能・権力・言語権の視座から分析し、沖縄やアイヌの言語をめぐる裁判、韓国やアメリカでの書記言語等についても言及しながら、方言で話す権利「方言権」を主張する。あわせて今後の裁判員制度における方言の活用を提案する。

目次

  • 第1章 本研究の目的・意義・方法など
  • 第2章 法廷における大阪(関西)方言の機能
  • 第3章 方言の記録をめぐる問題
  • 第4章 権力・権威の視座より
  • 第5章 言語権・方言権の視座より
  • 第6章 臨床ことば学の立場から
  • 第7章 本研究の問題点と課題など

「BOOKデータベース」 より

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