現代日本のスピリチュアリティ : 文学・思想にみる新霊性文化

書誌事項

現代日本のスピリチュアリティ : 文学・思想にみる新霊性文化

リゼット・ゲーパルト [著] ; 深澤英隆, 飛鳥井雅友訳

岩波書店, 2013.1

タイトル別名

Japans neue Spiritualität

現代日本のスピリチュアリティ : 文学思想にみる新霊性文化

タイトル読み

ゲンダイ ニホン ノ スピリチュアリティ : ブンガク シソウ ニ ミル シンレイセイ ブンカ

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注記

原著(Verlag Otto Harrassowitz, 2001)の翻訳

人名索引: 巻末p1-5

文献目録: 巻末p7-27

内容説明・目次

内容説明

「スピリチュアルなもの」への高い関心が現代日本社会の大きな特徴の一つである、とするドイツの日本文化研究者が、現代日本文学を主な題材に、様々な社会現象と文化メディアに拡散する霊性志向の潮流を批判的かつ精緻に解読・分析。日本人の「自己オリエンタリズム」にも鋭く迫り、その自己理解に新鮮な揺さぶりをかける。

目次

  • プロローグ 「日本病院」
  • 第1章 問題領域への導入
  • 第2章 現代日本における「スピリチュアル言説」—その参画者、テーマ、および構造と位置づけの問題
  • 第3章 遠藤周作—イエスあるいは「アジア的スピリチュアリティ」?
  • 第4章 大江健三郎—神秘主義、千年王国論、癒し
  • 第5章 フォークロアとしての宗教—森の隠遁者、放浪僧、地方の「スピリチュアリティ」
  • 第6章 グローバルな現代文化のなかの「新しいスピリチュアリティ」
  • 補遺

「BOOKデータベース」 より

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