現代アラブ混迷史 : ねじれの構造を読む
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現代アラブ混迷史 : ねじれの構造を読む
(平凡社新書, 669)
平凡社, 2013.2
- タイトル別名
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Islamic factors in Arab politics
- タイトル読み
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ゲンダイ アラブ コンメイシ : ネジレ ノ コウゾウ オ ヨム
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注記
主要指導者年表: p218
内容説明・目次
内容説明
オスマン帝国の崩壊に始まる「ねじれの構造」は、植民地主義を経て現在に至るまで続いている。この事態をさらに複雑化させているのがイスラームの政治文化—イスラーム道徳に基づく政治判断、独裁制である。混迷する現代アラブ政治の内実を、ムスリムである著者が自身の経験と研究から分析。中東はなぜ分かりにくいのか?素朴な疑問に答える、アラブ理解に必読の書。
目次
- 正義とアラブ政治—倫理と法の混同
- 第1部 アラブ政治の枠組み(現代アラブ諸国の誕生;民主主義論争の展開)
- 第2部 アラブの政治指導(エジプトのフスニ・ムバラク;イラクのサダム・フセインとリビアのカダフィ;チュニジアの二人の大統領とシリアのアサド父子;イエメンのサーレフと湾岸諸国)
- 第3部 イスラームの政治文化(「イスラーム力」の再認識;「イスラーム力」を直視する)
- イスラーム国家の可能性を巡って
「BOOKデータベース」 より