アサイラム・ピース
著者
書誌事項
アサイラム・ピース
国書刊行会, 2013.1
- タイトル別名
-
Asylum piece and other stories
Asylum piece
アサイラムピース
- タイトル読み
-
アサイラム・ピース
大学図書館所蔵 件 / 全49件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
アンナ・カヴァン作品一覧: p214-215
収録内容
- 母斑 (あざ) = The birthmark
- 上の世界へ = Going up in the world
- 敵 = The enemy
- 変容する家 = A changed situation
- 鳥 = The birds
- 不満の表明 = Airing a grievance
- いまひとつの失敗 = Just another failure
- 召喚 = The summons
- 夜に = At night
- 不愉快な警告 = An unpleasant reminder
- 頭の中の機械 = Machines in the head
- アサイラム・ピース = Asylum piece
- 終わりはもうそこに = The end in sight
- 終わりはない = There is no end
内容説明・目次
内容説明
異国の地で城の地下牢に囚われた女。名前も顔も知らないがこの世界のどこかに存在する絶対の敵。いつ終わるとも知れぬ長い裁判。頭の中の機械。精神病療養所のテラスで人形劇めいた場面を演じる人々—孤独な生の断片をつらねたこの短篇集には、傷つき病んだ精神の痛切な叫びがうずまいている。自身の入院体験にもとづく表題作はじめ、出口なしの閉塞感と絶対の孤独、謎と不条理に満ちた、作家アンナ・カヴァンの誕生を告げる最初の傑作。
「BOOKデータベース」 より