「音楽の国ドイツ」の神話とその起源 : ルネサンスから十八世紀

書誌事項

「音楽の国ドイツ」の神話とその起源 : ルネサンスから十八世紀

吉田寛著

(「音楽の国ドイツ」の系譜学, 1)

青弓社, 2013.2

タイトル別名

近代ドイツのナショナル・アイデンティティと音楽 : ≪音楽の国ドイツ≫の表象をめぐる思想史的考察

音楽の国ドイツの神話とその起源 : ルネサンスから18世紀

近代ドイツのナショナルアイデンティティと音楽 : 音楽の国ドイツの表象をめぐる思想史的考察

タイトル読み

「オンガク ノ クニ ドイツ」ノ シンワ ト ソノ キゲン : ルネサンス カラ 18セイキ

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注記

博士論文『近代ドイツのナショナル・アイデンティティと音楽 : ≪音楽の国ドイツ≫の表象をめぐる思想史的考察』(東京大学大学院人文社会系研究科, 2005年3月提出)の序・第1章・第2章を大幅に加筆・修正し、シリーズ「<音楽の国ドイツ>の系譜学」の第1巻として独立させたもの

参考文献一覧: p204-216

内容説明・目次

内容説明

“音楽の国ドイツ”というイメージが誕生するはるか昔、ドイツ人が「非音楽的民族」と呼ばれ、周辺諸国から蔑視されていたルネサンス期から、ドイツの「国民音楽」創設を目指したハンブルクのドイツ語オペラ運動が盛衰する十八世紀前半までを追い、“音楽の国”神話の起源を明視する。

目次

  • “音楽の国ドイツ”の神話といまどう向き合うか
  • 第1部 ルネサンスおよびバロック期の音楽理論に見る「ドイツ的なもの」(ヨーロッパの音楽思想史に見る国民意識の萌芽;アタナシウス・キルヒャーの音楽様式論と「ドイツ的なもの」)
  • 第2部 ドイツにおける愛国主義の萌芽とドイツ語オペラ運動(ドイツ語純化運動と最初期のドイツ語オペラ;ハンブルクのドイツ語オペラ運動に見る愛国主義)

「BOOKデータベース」 より

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