近代英米法思想の展開 : ホッブズ=クック論争からリアリズム法学まで

Bibliographic Information

近代英米法思想の展開 : ホッブズ=クック論争からリアリズム法学まで

戒能通弘著

(Minerva人文・社会科学叢書, 186)

ミネルヴァ書房, 2013.2

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近代英米法思想の展開 : ホッブズクック論争からリアリズム法学まで

Title Transcription

キンダイ エイベイ ホウ シソウ ノ テンカイ : ホッブズ クック ロンソウ カラ リアリズム ホウガク マデ

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Note

参考文献: p319-333

Description and Table of Contents

Description

本書では、英米の最新の法思想史研究、あるいは、わが国ではほとんど触れられることのなかった一次資料などを踏まえつつ、クックからリアリズム法学に至る、近代の裁判を巡るコモン・ロー法律家の思想を包括的に検討している。コモン・ローのコンテクストを強調し、新たな観点から近代英米の法思想を捉え直すことで、裁判を巡る様々な叡智に光を当てつつ、日本における英米法思想史研究の包括的なアップデートを試みる。

Table of Contents

  • 第1章 法実証主義的コモン・ロー思想の成立—コモン・ローの正統性危機とヘイル
  • 第2章 ベンサムとコモン・ロー—コモン・ロー思想の三類型に対する包括的批判
  • 第3章 コモン・ロー思想の再生—分析法学と歴史法学
  • 第4章 アメリカのコモン・ロー思想と共同体—イギリス法実証主義に対するアンチテーゼ
  • 補論 近代英米の法の支配に関する法思想史的考察
  • 終章 現代英米の法理学とコモン・ロー伝統

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