せめぎあう記憶 : 歴史の再構築をめぐる比較文化論
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せめぎあう記憶 : 歴史の再構築をめぐる比較文化論
柏書房, 2013.3
- タイトル読み
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セメギアウ キオク : レキシ ノ サイコウチク オ メグル ヒカク ブンカロン
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注記
都留文科大学比較文化学科創立20周年の記念論集
内容説明・目次
内容説明
戦争・紛争、国民、ジェンダー、エスニシティ—学問領域を越えた最新の到達点。
目次
- 総論 記憶と構築の視界
- 1 記憶(戦争の記憶をめぐる日中比較試論—軍人の遺体・遺骨処理と追悼・顕彰;九〇年代アジア美術にみる「大東亜戦争」の記憶—若き反逆者たちのタブーヘの挑戦;現代韓国政治における伝統の記憶—士(ソンビ)社会の形成と公共善;中央アンデス高地農村の変容—インカ帝国の記憶とボリビア高地の過疎化傾向をめぐって;「台湾原住民族」と「日本人」のイレズミとその記憶—イレズミへの賞賛と規制をめぐって;能楽師粟谷菊生の「いのち」—「歌占」の梗概と曲極)
- 2 構築(人間関係の記憶と現代における再構築の課題—“教育の商品化”というグローバリズムの大波をいかに越えるか;フィリピン・コモンウェルスの教育政策とフィリピン革命の記憶—国民の道徳的伝統の物語としての独立革命;インドの民族運動と対華医療使節団—1930年代後半の政治状況とインド国民会議派の動静;北アイルランドの再建と「集団の権利」—「人権章典」策定過程における論争を中心として;「危機」の記憶と刑罰国家への道—合衆国におけるクラックスケア;カラーブラインドとは何を見ない/何が見えないころなのか?—奪われた「未来の記憶」をめぐるアメリカ現代史)
「BOOKデータベース」 より