穢れと神国の中世
著者
書誌事項
穢れと神国の中世
(講談社選書メチエ, 545)
講談社, 2013.3
- タイトル読み
-
ケガレ ト シンコク ノ チュウセイ
大学図書館所蔵 件 / 全155件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
列島に共通して見られる、出産と死を「穢」とみなす民俗習慣。その起源の探求は九〜十世紀に制定された『延喜式』に行き当たる。その他数多くの史料を、当時の息づかいがわかるように参照し、「穢」という不可思議な意識と社会秩序感覚が生み出された過程を明らかにする。さらに、神国という“われわれ”意識、つまり国家意識の萌芽を見出さんとする挑戦的な歴史学の試み。
目次
- 序章(出産・死をめぐるしきたり;しきたりの由来 ほか)
- 第1章 清浄なるものを探る(先学はどう考えてきたのか;「キヨメの都市的構造」とは ほか)
- 第2章 秩序が動揺した時に(何が起こるのか;如何なる意味があるのか ほか)
- 第3章 秩序を維持するために(「清目」;「清目」が「重役」である理由 ほか)
- 第4章 “われわれ”意識の形成(嘉保三年夏、京;嘉保三年三月 ほか)
「BOOKデータベース」 より