中国民主改革派の主張 : 中国共産党私史
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中国民主改革派の主張 : 中国共産党私史
(岩波現代文庫, 学術 ; 282)
岩波書店, 2013.3
- タイトル別名
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李鋭新政見 : 何時憲政大開張
- タイトル読み
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チュウゴク ミンシュ カイカクハ ノ シュチョウ : チュウゴク キョウサントウ シシ
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注記
原著: 天地圖書, 2009年
李鋭略年譜: 巻末p7-8
人名索引: 巻末p1-6
内容説明・目次
内容説明
李鋭は中国共産党の老幹部で最も先鋭的な思想を持つ民主改革派の重鎮。1958年に毛沢東の秘書となったが、59年の廬山会議、66年からの文化大革命で批判、投獄された経験を持つ。本書は1930年代から今日に至る中国共産党史に関わる評論を李鋭の「中国共産党私史」となるように選び、訳出した。なかでも89年4月胡耀邦逝去10日前に胡と李が交わした会話の記録は、胡自身の総書記辞任の内情を明かす、胡の遺言とも言える貴重な証言である。岩波現代文庫オリジナル版。
目次
- 『中共創始人訪談録』序—ロシア革命の贈り物とそれがもたらしたもの
- 『唐縦日記』に関する回想
- 李昌と「一二・九」世代の人々—中共の出身別構成と民主主義の担い手
- 毛沢東と反右派闘争—知識分子を粛清せよ
- インタビュー記録 毛沢東はどの皇帝よりも厳しかった
- 功労は世に冠たり、罪は極めて重い—党名を「社会民主党」と改めよ
- 改革開放についての一種の回顧—〓(とう)小平の功罪
- 党自身の改革についてのいくつかの提案—「一党独裁」体制を改めよ
- 不滅の業績—胡耀邦に学ぼう
- 胡耀邦逝去前の談話—党長老の密室政治と胡耀邦の悲劇
- 趙紫陽との交わりを懐かしむ—「民主」と「法治」の推進者の挫折
「BOOKデータベース」 より