花々の詩歌
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花々の詩歌
青土社, 2013.4
- タイトル読み
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ハナバナ ノ シイカ
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注記
解説: 中村稔
収録作家・作品一覧: 巻末
内容説明・目次
内容説明
花々が魅了する珠玉の詩歌集。夏目漱石、芥川龍之介、与謝野晶子、永井荷風、竹久夢二、高村光太郎、林芙美子…書画、スケッチ、肉筆資料などが私たちの眼前にくりひろげる、近代文学の巨匠たちが発見し、また、思いを寄せた、四季の花々の饗宴。
目次
- 第1部 早春(としたてば春ぞまたゝる春たゝばまた鶯のこゑやまたれむ(阪正臣);墨梅(夏目漱石) ほか)
- 第2部 春(草の家の柱半ばに春日かな(芥川龍之介);第二次「明星」扉絵(高村光太郎) ほか)
- 第3部 初夏(藤の花軒端の苔の老いにけり(芥川龍之介);ちる時もひらく初めのときめきを失はぬなりひなげしの花(与謝野晶子) ほか)
- 第4部 夏(夏至もすぎた頃ななかまどの花の咲く雲のうすくたれさがる窓ははるかに(西脇順三郎);谺して山ほとゝぎすほしいまゝ(杉田久女) ほか)
- 第5部 秋から冬へ(たったひとり君だけが抜けし秋の日のコスモスに射すこの世の光(永田和宏);待てど暮せど来ぬ人を待宵草のやるせなさ今宵は月も出ぬさうな(竹久夢二) ほか)
「BOOKデータベース」 より