アートセラピー再考 : 芸術学と臨床の現場から
著者
書誌事項
アートセラピー再考 : 芸術学と臨床の現場から
(心の危機と臨床の知, 14)
平凡社, 2013.3
- タイトル読み
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アート セラピー サイコウ : ゲイジュツガク ト リンショウ ノ ゲンバ カラ
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注記
芸術学と芸術療法年表: p280-293
参考文献あり
収録内容
- 高村智恵子の表現 : 芸術の境界線 / 木股知史 [執筆]
- 「治す」という概念の考古学 : 近代日本の精神医学 / 三脇康生 [執筆]
- アウトサイダー・アート前史における創作と治癒 / 服部正 [執筆]
- 日本における芸術療法前史 / 安齊順子 [執筆]
- ジャクソン・ポロックとジョセフ・ヘンダーソン : 「精神分析ドローイング」をめぐる諸問題 / 川田都樹子 [執筆]
- アメリカ音楽療法の萌芽 : 「傾聴する音楽」から「機能化する音楽」への転換 / 高岡智子 [執筆]
- セラピストとしての芸術家 : リジア・クラークと移行対象 / 石谷治寛 [執筆]
- アートセラピーにおけるアート活動の特性について / 内藤あかね [執筆]
- アートセラピーにおける素材への反応とその理解 / 市来百合子 [執筆]
- 筆跡が世界を開く : 認知症から幼児への遡行 / 今井真理, 斧谷彌守一 [執筆]
- 日常に寄り添うアートセラピー : 子育て支援としての活動事例にアートセラピーの発展形を見る / 石原みどり [執筆]
- セラピーの時代 : モラルとセンスの交錯について / 西欣也 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
アートセラピーの歴史的考察や理論的検証のみならず、インタビューや多くの芸術作品を取り上げながら、「美」と「病」の関係を解き明かす意欲作。
目次
- 第1部 近代日本のアートとセラピー(高村智恵子の表現—芸術の境界線;「治す」という概念の考古学—近代日本の精神医学;アウトサイダー・アート前史における創作と治癒;日本における芸術療法前史)
- 第2部 アートにセラピーを見る(ジャクソン・ポロックとジョセフ・ヘンダーソン—「精神分析ドローイング」をめぐる諸問題;アメリカ音楽療法の萌芽—「傾聴する音楽」から「機能化する音楽」への転換;セラピストとしての芸術家—リジア・クラークと移行対象)
- 第3部 セラピーにアートを見る(アートセラピーにおけるアート活動の特性について;アートセラピーにおける素材への反応とその理解;筆跡が世界を開く—認知症から幼児への遡行)
- 第4部 現代社会のアートとセラピー(日常に寄り添うアートセラピー—子育て支援としての活動事例にアートセラピーの発展形を見る;セラピーの時代—モラルとセンスの交錯について)
「BOOKデータベース」 より