書誌事項

京都の平熱 : 哲学者の都市案内

鷲田清一 [著] ; 鈴木理策写真

(講談社学術文庫, [2167])

講談社, 2013.4

タイトル読み

キョウト ノ ヘイネツ : テツガクシャ ノ トシ アンナイ

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注記

原本は2007年3月講談社刊

内容説明・目次

内容説明

古い寺社は多いが歴史意識は薄く、技巧・虚構に親しむ。けったいなもんオモロイもんを好み、町々に三奇人がいる。「あっち」の世界への孔がいっぱいの「きょうと」のからくり—。聖・性・学・遊が入れ子になり都市の記憶を溜めこんだ路線、京都市バス206番に乗った哲学者の温かな視線は生まれ育った街の陰と襞を追い、「平熱の京都」を描き出す。

目次

  • 東へ(京都駅に降り立つ;ラーメン文化 ほか)
  • 北へ(清水の坂;京都は「古都」か? ほか)
  • 西へ(下鴨—ここにも奇人伝説が;京都人のきわもの好き、新しもん好き ほか)
  • 南へ(京の縦軸;生活世界の神仏たち ほか)
  • 終着駅へ(旅の終わり;京都だけの問題ではない ほか)

「BOOKデータベース」 より

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