名付けえぬ風景をめざして : ランドスケープデザインの文化人類学

書誌事項

名付けえぬ風景をめざして : ランドスケープデザインの文化人類学

片桐保昭著

(北海道大学大学院文学研究科研究叢書, 23)

北海道大学出版会, 2013.3

タイトル別名

Toward an unnamable landscape : the anthropology of design workshop

名付けえぬ風景をめざして : ランドスケープデザインの文化人類学

タイトル読み

ナズケ エヌ フウケイ オ メザシテ : ランドスケープ デザイン ノ ブンカ ジンルイガク

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注記

欧文タイトルはタイトルページによる

博士論文『名付けえぬ風景をめざして--デザイン実践の現場から』 (北海道大学, 2010年) に加筆を施したもの

参照文献: 巻末p4-12

内容説明・目次

内容説明

作庭術から近代ランドスケープへ、魅力的な風景を作り上げようとしてきた人類の努力は、経験や文化から科学へという素朴な進歩主義とされがちだ。しかし風景への感性は、文化や科学という枠組みを超えて、新しい表現の可能性を私たちに人類に開き続ける。本書はランドスケープデザイン、サウンドスケープデザインの考えを、デザインの現場から相対化し、文化人類学の視点から新たな風景論・文化論を提唱する。

目次

  • 第1章 風景の魅力と文化人類学(オープンスペースと文化;科学技術への懐疑 ほか)
  • 第2章 作られゆく魅力をどう捉えるか(空間をめざして;自覚されない文化をどう捉えるか ほか)
  • 第3章 ランドスケープデザインにおける実践(デザイナーによる科学技術の再考;ランドスケープデザイナーたちの試行錯誤 ほか)
  • 第4章 サウンドスケープデザインにおける実践(音による風景デザインの成り立ち;サウンドスケープデザイナーによる試行錯誤 ほか)
  • 第5章 全体のまとめ(名付けえぬ魅力とデザイン;過程から見る風景 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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