フィリピンBC級戦犯裁判
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書誌事項
フィリピンBC級戦犯裁判
(講談社選書メチエ, 548)
講談社, 2013.4
- タイトル別名
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フィリピンBC級戦犯裁判
- タイトル読み
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フィリピン BCキュウ センパン サイバン
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内容説明・目次
内容説明
独立国家として歩み出したフィリピン政府は、戦後の国際状況と対日関係、そして激しい国民の怒りを面に、この裁きに、どのような意義を見出し、困難に直面したか。一五一名の被告は、いかにして裁かれ、獄中を過ごし、そして処刑、恩赦に至ったか。日比両国の数多くの資料と当事者たちの証言を丹念に検証し、これまで様々に語られてきた戦犯裁判という問題に、実証の光を当てる試み。
目次
- 第1章 フィリピン人の対日感情—一九四五年の原風景(暴力と喪失;フィリピン人の怒り)
- 第2章 独立国家としての挑戦—フィリピンの対日戦犯裁判(フィリピンの戦犯政策;反日感情渦巻く中で;裁判の展開と政策的意味)
- 第3章 モンテンルパの時代—関係性の修復に向けた模索(服役生活の始まり;フィリピン当局の態度;死刑執行;日本人先般を支えた人々)
- 第4章 恩赦—「怒り」と「赦し」の狭間で(冷戦と反日感情の交錯;一九五三年六月、恩赦決定のクロニクル;モンテンルパからの帰国、その後)
「BOOKデータベース」 より