患者力を引き出す作業療法 : 認知行動療法の応用による身体領域作業療法
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患者力を引き出す作業療法 : 認知行動療法の応用による身体領域作業療法
三輪書店, 2013.5
- タイトル読み
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カンジャリョク オ ヒキダス サギョウ リョウホウ : ニンチ コウドウ リョウホウ ノ オウヨウ ニヨル シンタイ リョウイキ サギョウ リョウホウ
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注記
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
いま作業療法に必要なのは“患者自身が自分と向き合える作業”を提供することである。つまり、“患者を治す視点”から“セルフヘルプペイシェントを作る視点”へのパラダイムシフトである。作業活動を提供するカウンセリング技術(認知行動療法)によって、患者に行動変容を促し、ADL、QOLともに改善できる。この効果を発揮できるのは作業療法士だけである。
目次
- 序章 概説—認知行動療法の概略と作業療法における効果について(作業療法士のアイデンティティと認知行動療法—なぜCBTなのか?)
- 第1章 認知行動療法—基礎編(身体領域作業療法における患者心理と対処;作業療法のための認知行動療法の応用基礎)
- 第2章 認知行動療法の応用による作業療法の実践報告(CBTと作業療法の併用により障害認識が改善されたCVA患者—一言日記で“逃避”から“目標”へ;明確な障害認識がもたらした好循環の失行事例—「できない」から機能を最大限に利用した「できるかも」へ;回復期リハ病棟に入院する患者へのCBT—患者は何を考えている?;脳卒中発症後に心理的変化から不安を訴えた事例;集団CBTの活用により行動変容した事例—他者を蹴る行動から「この人たちとできて良かった」という発言・行動の変化へ;CBTによって歩行意欲の向上につながった整形外科的疾患の事例)
「BOOKデータベース」 より