頼朝がひらいた中世 : 鎌倉幕府はこうして誕生した
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書誌事項
頼朝がひらいた中世 : 鎌倉幕府はこうして誕生した
(ちくま学芸文庫, [コ40-1])
筑摩書房, 2013.5
- タイトル別名
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頼朝の時代 : 一一八〇年代内乱史
- タイトル読み
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ヨリトモ ガ ヒライタ チュウセイ : カマクラ バクフ ワ コウシテ タンジョウ シタ
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注記
「頼朝の時代--一一八〇年代内乱史--」 (平凡社 1990年刊) の改題
関連年表: p[14], [128]
内容説明・目次
内容説明
わずかな手勢で挙兵し、征夷大将軍にまで上り詰めた源頼朝。しかし時を同じくして立ち上がった木曾義仲や、頼朝に反旗を翻した弟義経は、京に入りながらも天下を手にすることはなかった。頼朝にあって彼らになかったものは何か。それは地理的要因にもまして重要な、挙兵の正統性を認めさせる力だった。頼朝は後白河法皇を武力で護りつつ、武家はつねに天皇のためにあるという姿勢を貫くことで、朝廷の信頼を得ていく。それを見て各地の武家勢力も、頼朝に従う道を選んでいった。史料の徹底的な読み込みにより、頼朝と内乱の時代をリアルに描いた、鎌倉幕府成立論の名著。
目次
- 中世はじまる(頼朝勢力の誕生;平家クーデター ほか)
- 京攻めの条件(諸勢力の分立;頼朝の対朝廷工作 ほか)
- 東から西へ(一時的持久戦;一一八四年初頭の交渉 ほか)
- 守護・地頭・兵粮米問題(対朝廷交渉の開始;守護について ほか)
- 朝廷と幕府(義経事件の責任問題;貴族社会と頼朝 ほか)
「BOOKデータベース」 より