書誌事項

源氏物語の風景

横井孝著

武蔵野書院, 2013.5

タイトル別名

Landscape in the tale of Genji

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ノ フウケイ

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内容説明・目次

内容説明

源氏物語とその作者紫式部をめぐる風景を中心に、竹取物語から狭衣物語まで、平安朝文学を俯瞰。作者にとってごく自然に現前した歴史的時間もしくは空間という—現在の私たちの見失った、あるいは見失いかけているものを復原し可視化する。

目次

  • 第1篇 「源氏以前」の風景(『竹取物語』をとりまく風景—中世への回路をとおして;『竹取物語』の風景—「富士の煙」 ほか)
  • 第2篇 源氏物語の風景1(「源氏」の物語をめぐる風景;子どもの情景—紫の君の形象 ほか)
  • 第3篇 源氏物語の風景2(六条院の風景一—庭園を再構築する;六条院の風景二—作庭秘伝書の影;六条院の風景三—その読みかたをさぐる;「大規模造営の時代」の源氏物語—「六条院」をどう読むか ほか)
  • 第4篇 紫式部をめぐる風景(『紫式部集』の風景(「かへし 又のとしもてきたり」;湖上の紫式部);紫式部と鴨川の風景—雨と被災の記憶と ほか)
  • 第5篇 「源氏以後」の風景(物語から日記へ、日記から物語へ—物語史の一風景;『更級』の風景—孝標の大いなる「凡庸」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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