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戦後知と歴史学

安丸良夫著

(安丸良夫集, 5)

岩波書店, 2013.5

タイトル読み

センゴチ ト レキシガク

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注記

解説: 成田龍一

内容説明・目次

内容説明

近代化論批判から社会史の評価、現代歴史学の課題の展望まで、初めて体系的に提示される著者の戦後史学史論。

目次

  • 1 戦後知としての歴史学(戦後知の変貌;黒田俊雄の中世宗教史研究—顕密体制論と親鸞;色川大吉と戦後歴史学—「民衆史」の構想力;回顧と自問;歴史意識の黄昏?)
  • 2 方法意識とイデオロギー(日本の近代化についての帝国主義的歴史観;(書評)坂田吉雄編『明治維新史の問題点』;日本マルクス主義と歴史学;方法規定としての思想史;前近代の民衆像;民衆史の課題について—井上幸治『近代史像の模索』・林英夫『絶望的近代の民衆像』を読む)
  • 3 社会史の時代(「脱構築」の時代;「全体史」のゆくえ;阿部社会史、原点への回顧—阿部謹也『北の街にて』解説;比較への意志—阿部謹也『ヨーロッパを見る視角』解説)
  • 4 現代歴史学の課題を求めて(語りえぬことを語ることについて;丸山思想史学、遠望する灯火;社会学部の学問を振り返って;遅塚さんと二宮さん)

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB12561957
  • ISBN
    • 9784000285858
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xi, 379p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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