アメリカ経済財政史1929-2009 : 建国理念に導かれた政策と発展動力

書誌事項

アメリカ経済財政史1929-2009 : 建国理念に導かれた政策と発展動力

室山義正著

(Minerva人文・社会科学叢書, 190)

ミネルヴァ書房, 2013.5

タイトル別名

アメリカ経済財政史 : 1929-2009 : 建国理念に導かれた政策と発展動力

タイトル読み

アメリカ ケイザイ ザイセイシ 1929-2009 : ケンコク リネン ニ ミチビカレタ セイサク ト ハッテン ドウリョク

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注記

参考文献: p766-793

内容説明・目次

内容説明

建国以来続く、個人主義と自助精神に基づく「自由・民主主義・市場経済」の基本理念。そのもとでいかにして、20世紀アメリカは発展しグローバリゼーションを成し遂げてきたのか。ニュー・ディールから第2次世界大戦・朝鮮戦争・ベトナム戦争にかけての興隆と再編のプロセスを経て、新冷戦で共産主義に勝利し、経済再生を果し、世紀末の一極構造の繁栄を実現して21世紀に至る過程を、通史で分析する。アメリカのダイナミックな構造転換を支えた政策流儀、発展動力、そして軍事と福祉の動態が解き明かされる。本書は、基本理念への回帰運動を繰り返すアメリカという国の歴史を、経済、財政、政治、安全保障などの側面から立体的に見通す壮大な試みである。

目次

  • アメリカの基本理念と経済財政の軌跡
  • ニュー・ディールから第2次世界大戦へ—1929〜1945
  • 大戦後の軍民転換と動員解除—1945〜1947
  • 戦後経済財政と政策運営—1945〜1950
  • 朝鮮戦争期の国防と経済財政運営—1950〜1953
  • 冷戦とアイゼンハワーの経済財政運営—1953〜1961
  • ニュー・フロンティアと「偉大な社会」とベトナム戦争—1961〜1968
  • スタグフレーションと政策運営の地殻変動—1969〜1980
  • 「強いアメリカ」と経済不均衡の拡大—1979〜1989
  • 冷戦後のアメリカ再生戦略とニュー・エコノミー—1989〜2000
  • 21世紀初頭のアメリカ経済と政策運営—2000〜2009

「BOOKデータベース」 より

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