言葉と奇蹟 : 泉鏡花・谷崎潤一郎・中上健次

書誌事項

言葉と奇蹟 : 泉鏡花・谷崎潤一郎・中上健次

渡部直己著

作品社, 2013.5

タイトル別名

言葉と奇蹟 : 泉鏡花谷崎潤一郎中上健次

タイトル読み

コトバ ト キセキ : イズミ キョウカ・タニザキ ジュンイチロウ・ナカガミ ケンジ

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内容説明・目次

内容説明

生涯を費やしてそれぞれの「主題」を反復し、書くこと(=読むこと)それ自体の幻想性/倒錯性/身体性を往還しながら、日本近代文学史上に屹立する三人の小説家。彼らの「奇蹟的な一貫性」を、放胆かつ詳密に、飽くことなく探究した著者による、文芸批評の金字塔。

目次

  • 幻影の杼機—泉鏡花論(幻想文学論序説—正岡子規「叙事文」から;幻影の杼機;夢の符牒・符牒の夢—『春昼』『春昼後刻』論 ほか)
  • 擬態の誘惑—谷崎潤一郎論(愚かさについて;痴と愛—「芸術家」谷崎潤一郎;描写と欲望—「小説家」谷崎潤一郎 ほか)
  • 愛しさについて—中上健次論(不実なる「一」にむけて;真近さについて—夏ふよう/夏芙蓉;愛しさについて—秋幸の皮膚呼吸 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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