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人間はどういう動物か

日高敏隆著

(ちくま学芸文庫, [ヒ11-2])

筑摩書房, 2013.6

タイトル読み

ニンゲン ワ ドウイウ ドウブツ カ

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注記

日高敏隆選集8 「人間はどういう動物か」 (ランダムハウス講談社 2008年刊) を文庫化したもの

「日高」の「高」は「梯子高 (はしごだか)」の置き換え

内容説明・目次

内容説明

人のおっぱいはどうしてこういう形になったのか。一夫一妻の論理と流行のファッションとの意外な関係とは。少子化のコストベネフィット。戦争の背後にある、遺伝子に組み込まれた攻撃性とは別の「美学」の問題。科学と神はほんとうに対立するのか。—動物行動学の草分けとして長く第一線で活躍した著者が、あえて動物学的見地から「人間」を問う。言葉をもって概念を生み出すようになった人間は、どのような存在になったのだろうか。身近で多彩な例を引きつつ、表面的な現象の奥にある人間の行動論理を、やさしく深く考察する。

目次

  • 第1章 人間はどういう動物か(人間と動物;直立二足歩行;毛のないけもの ほか)
  • 第2章 論理と共生(町の動物たち;都市緑化における触覚;計画と偶然の間 ほか)
  • 第3章 そもそも科学とはなにか(動物行動学が提出した問題;ファーブルなんて「愚の骨頂」だった;ローレンツは時代の「すこし先」をいっていた ほか)

「BOOKデータベース」 より

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