書誌事項

反・自由貿易論

中野剛志著

(新潮新書, 526)

新潮社, 2013.6

タイトル別名

反自由貿易論

タイトル読み

ハン ジユウ ボウエキロン

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注記

参考文献: p197-201

内容説明・目次

内容説明

「TPPが経済を救う」。そう信じて日本は交渉参加に乗り出した。自由貿易は常に強国にのみ有利に働き、残りの国は利益も雇用も奪われるだけなのに—。今や貿易交渉は現代の「侵略戦争」であり、超大国が主導する自由貿易協定は世界を縛る「究極の法」となる。『TPP亡国論』の著者が諸外国の事例、歴史的事実、最新の論文などを改めて検証。米国が扇動する自由化・グローバル化の虚妄をあぶりだした最終警告書。

目次

  • 序章 これが「自由貿易協定」の正体だ—オーストラリアの悲劇
  • 第1章 「自由貿易は好ましい」は本当か?—主流派経済学の狂信
  • 第2章 「自由貿易帝国主義」が世界を分断した—近代経済史の虚実
  • 第3章 「通貨とルール」の支配が最大の武器—戦後貿易交渉の暴走
  • 第4章 全てアメリカのシナリオ通り—日本の構造改革と米韓FTA
  • 第5章 「日本的なもの」はなぜ壊されるのか—その精神性と固定観念
  • 第6章 貿易協定に国家は屈服する—「レジーム」という新たな秩序
  • 第7章 グローバル化からインターナショナル化へ—世界経済の展望

「BOOKデータベース」 より

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