現代史への試み ; 喪失の時代
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現代史への試み ; 喪失の時代
(中公選書, 014 . 唐木順三ライブラリー||カラキ ジュンゾウ ライブラリー ; 1)
中央公論新社, 2013.6
- タイトル読み
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ゲンダイシ エノ ココロミ ; ソウシツ ノ ジダイ
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注記
解説: 粕谷一希
底本: 『唐木順三全集』全19巻 (筑摩書房)
内容説明・目次
内容説明
戦後の潮流から距離を置く「反時代」の人であり、哲学・文学・歴史を巨視的にとらえ、文人気質をもとに独自の評論活動を行った唐木順三。その代表作を紹介するシリーズの第一巻である本書は、知識と人間に対するすぐれた思索の書を収録。
目次
- 増補 現代史への試み(近代精神—三人称世界の成立;ドストイェフスキイ—三人称世界から二人称世界へ;現代史への試み—型と個性と実存;言葉の回復;近代と現代—河上肇と夏目漱石;近代日本の思想文化;教養ということ;虚構も魔術化;デカルトt現代;顔貌;仮設の神—太宰治;残るもの;途中の喪失;新しい幸福論のために)
- 喪失の時代(昔あって今うしなったもの;頽落の時代;政治、人を殺す;羞恥心の喪失;既設の喪失;経験の喪失;失われたもの;アダナの消失;現代とニヒリズム;現代の不安と無常;ニヒリズムの問題;雅号の消失)
- 小品集(書物との対話;美しい言葉;疎外される言葉;名付けるということ;芸術家は孤独であるべきこと;価値の多元化の問題;わが心の風土)
「BOOKデータベース」 より